★ 車をいたわり長持ちさせる方法 ★
どんなによく出来た車でも、乱暴な乗り方、扱い方をしているとすぐにあちこち
ガタが来るものです。誰でも自分の車は常に好調を維持し、出来るだけ長期間に
渡って乗りたいと願うはずです。特に車社会でありますここロスアンジェルスでは車は日常生活には欠かせません。車に不必要な負担をかけない乗り方、
使い方を心掛けてください。
● 暖機運転は、かかさずに!
車のエンジンをかけたら即スタートしたい所ですが、いきなり走り出すのは車を 傷める原因です。車にもウォーミングアップが必要です。エンジンやミッション、
デフなどの機械部分は冷えている状態で無理に仕事をさせると、結果的に寿命を 縮める原因になってしまいます。最近の車は性能的にもよくなってきており暖機
運転は必要ないと言われていますが、やはり愛車に対する思いやりということ でも暖機運転はしたほうがいいのです。暖機の時間を、タイヤの空気圧のチェック、
オイル漏れのチェック、忘れ物はないかな? などと、考える時間とすればどうでしょうか。
● 暖機運転のあとも、走り始めはゆっくりと!
エンジンの暖気が済んだら、あとはアクセル全開。なんて運転してませんか?
これは車に悪いことです。ウォーミングアップが必要なのは エンジンだけでは
ありません。エンジンの水温計が適温まで上がっても、ミッションやデフの中の
オイルはまだ十分に暖まっていないものです。湯温が 十分でない状態で、
荒っぽい運転でミッションに負担をかけると、寿命は短くなります。ですから、
たとえエンジンが暖まってからでも、走り始めはスムーズでゆっくりとした
運転を心掛けるようにしましょう。
● 急の付く運転は車に厳禁!
急ブレーキ、急発進、急カーブに急速。とにかく車には急は厳禁です。
例えば
交差点の信号が青になった途端に急発進したりする車を見かけますが、こういう
行為は車のいろいろな部分に悪影響を及ぼします。 まず、発進の際に大きく負担が
かかるのはクラッチ、ミッションなどの伝達 駆動系とタイヤ。急発進をすると
こうしたパーツの寿命は大幅に短くなります。 また、急発進するとスピードも
高くなりますが、信号が多い市街地では、すぐに 急停車を強いられます。すると
今度はブレーキとタイヤに大きな負担がかかり ます。また、急発進、急停車の際
には車体の前、後部が沈みますのでショック アブソーバーにも負担がかかります。
車を大切に長く愛用したいのなら、こうした急の付く運転は避け、スムーズな
運転を心掛けるようにしてください。
● 駐車場選びは車の耐久性を向上させる!
車にとっての理想的な駐車場は 雨、風、直射日光を避けられる屋根付きの駐車場
です。特にロサンジェルスはとても日差しが強いです。その強い日差しは塗装を
傷め、室内にも悪影響を及ぼします。日差しを避けられる場所ではなかったら、
室内に日差しよけカバーを付けたりして保護しましょう。
また、駐車場、車庫の条件次第で車の
耐久性が違ってくるのは事実なのです。例えば傾斜した路面に設置された
駐車場はどちらか一方の サスペンションが伸びて、片側が縮んだ無理な状態で
長期間置かれる分けですから、サスペンションがアンバランスにへたったり、
ボディーがねじれたりすることがあります。海辺に面した駐車場もサビにつながり
木の下での駐車では 樹液や木の実で塗装を傷める大きな原因となりサビにも
つながります。
● 落ち葉やドロなどはサビの大敵!
最近の車はサビに対してずいぶん強くなりま ましたが、サビが発生しににくなった
というだけで、全く発生しないわけではありません。チェックが必要なのは
ボディー内部に入り込んだ落ち葉や フェンダー内にこびりついたドロなどです。
ドアに挟まった葉や、空調用の空気 取り入れ口に入り込んだ葉が水分を含むと
その部分からサビが発生しやすく なります。
● ボディーの傷、塗装のハガレはすぐに補修!
車に乗っていれば高速道路でのハネ石による塗装のハガレやちょっとしたミスに
よるキズなどは付いてしまうものですが、小さなキズだからといってほおって
おくと、サビの原因となってしまいます。キズが出来て金属の地肌が見えて
しまった場合は出来るだけ早い補修が必要です。簡単に出来る補修として、
剥がれた個所に塗装をするタッチアップペイントをすることになります。
メーカーや車種によって色も違ってきますので、最寄りのディーラーか
カー用品店で入手してください。常備1本は掲載してたいですね。
● ガソリンタンクは満タンでサビ知らず!
車の大敵サビは見えない所にも発生します。例えばガソリンタンクなどにもです。
ひどくなるとタンクの 一部に穴が開いてガソリンが漏れてしまうこともあります。
これを防ぐ方法は 細めにタンクを満タンにしておくことです。なぜならタンクの
サビを誘発する水分は、タンク内に侵入した空気中の水蒸気が冷やされることに
より発生するからです。満タンの状態では空気が入り込む余地が少ないので、
それだけ水分の発生を防ぐことが出来ます。カー用品店などではこうしたタンク内
の水抜き剤なども販売されていますので、タンク内のサビが心配ならばこうした
ケミカル用品を使用するのも一つの手です。
● 簡単なチェックで車の状態を知る!
日頃の簡単なチェックで車の状態を知りトラブルを未然に防ぐことも出来ます。
まず最初に注意することはタイヤです。タイヤの空気圧が適正でなかったり、
キズついてたり、くぎが刺さっていたりしては大きなトラブルになりかねません。
空気圧が低いとタイヤがバーストしてしまう可能性があり大変危険です。
逆に空気圧が高いと乗り心地が悪くなる、ハンドルの座りがわるくなる、
ハンドルを取られやすくなるといったデメリットがでます。また4本のタイヤの
空気圧が適正でないとタイヤが均一に摩耗せずに片減りして結果的にタイヤの
寿命を縮めることになります。定期的に空気圧をチェックしましょう。
それに加えてスペアータイヤも空気圧をチェックしましょう。いざという時に
使用不可能ということにもなりかねません。また、エンジンオイル、
トランスミッション、冷却水、ブレーキ液の量なども簡単にチェックすることが
出来ますので運転前にでもチェックしましょう。
● 車の血液、オイルは指定を守って定期的に交換!
オイル交換は車のメンテナンスの中で基本中の基本です。エンジンオイルは
潤滑という重要な役目の他にエンジンの冷却、清掃、漏れ防止などのいくつもの
役目を持っています。従ってオイルが劣化したり、量が不足してたりした場合は
大きなトラブルにつながります。オイル交換の目安としては走行距離と使用期間、
3,000マイルもしくは3ヶ月ごとの交換です。また日頃のチェックとしてオイルの
量もゲージを抜いて調べましょう。オイルが不足していれば補充しオイル消費が
あまりにも早い場合には何らかのトラブルが原因のことも多いので一度整備に出す
必要があります。
● 乗らない車は調子が悪い!
乗らない車は傷みが早いし不調になります。車は乗って走るために作られています
から毎日乗っていれば調子がいいのです。車というのはエンジンから駆動系、
タイヤとすべて回転するメカニズムが中心の機械です。ですから回転をスムーズに
するため多くのベアリングが使用されています。またすべりをよくするために
グリースやオイルも注入されています。長期間車に乗らないと回転系の金属部分は
サビつき、オイルは下に沈み、グリースは固くなってしまいます。従ってスムーズな
潤滑が行なわれなくなり、走行がおかしくなってしまいます。長期間乗らない場合
もときどきエンジンをかけてやりましょう。
● 停車は気を付けて!
運転すれば必ず行なう動作として駐車があります。車を駐車する時に気を
付けて欲しいのがタイヤを縁石にぶつけたり、こすったりしないということです。
これを繰り返すうちにタイヤのアライメントは少しずつ狂い、強いてはタイヤの
片減りにつながります。こうなりますとタイヤの寿命を縮めるだけでなく、
高速走行でのハンドルが安定しなくなるということにもなります。
駐車は確実にしましょう。
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