★California Drivers Handbook★
運転免許証を喪失させる行動
― Actions Resulting in Loss of
License ―
薬物と運転
― Drugs and
Driving ―
アルコールについて語られた多くのことが薬物についても当てはまります。 ここでの薬物とは、合法的に処方された医薬と、違法の薬物の両方とも含みます。
州の飲酒運転法は、薬物の影響下の運転も含みます。 なぜなら “アルコール、または薬物の影響下の運転
【driving under the influence of alcohol and/or drugs】” と定義されているからです。
法律ではどの薬物とも指定してはいません。【the
law does not distinguish between prescription, over-the-counter, or illegal
drugs】 多くの医薬が運転に影響を及ぼします。 さらにアルコールは処方された薬、または一般で購入した薬を摂取することにより、危険な副作用を倍増させることになります。 薬を飲んで運転する前に、必ず医者
【physician】 や薬剤師
【pharmacist】
に相談することが大切です。
多くの薬物が運転に影響を及ぼします。そしてその人の運転技術に影響を与えます。 これは処方された薬でも、一般に購入した薬でも、違法の薬物であっても同じです。
次のような事実があります:
●頭痛、風邪、花粉症、アレルギー、または神経を鎮める薬物などは、睡眠を誘い運転に影響を与えます。
●どんな薬物を飲んでも安全運転に影響を及ぼします。 さらに幾つかの薬を同時に摂取したり、アルコールと一緒に飲んだりすると危険です。 運転者は医者か薬剤師に薬がどうように運転に影響するのかを尋ねるべきです。
●多くの薬がアルコールと一緒に飲むと、予期しなかった反応を示します。 薬とアルコールは決して同時に飲んではいけません。
●元気付けの錠剤 “アッパーズ
【uppers】” とダイエット用錠剤
【diet pills】
などは短時間に摂取されます。 しかし、その後に神経を高ぶらせたり、めまいと集中力の減退を引き起こしたりします。 また視力にも影響を及ぼします。
自分の使っている薬の効力を良く知っておくこと。 一般の薬であればその効能書を読むこと。 “眠気や目まいを起こすかもしれない” と書いてある薬はそんな薬であっても運転する前には服用してはならない。
どんな薬でも (法律は処方された薬も、一般の市販薬でも、違法の薬でも区別はしてません) 運転に差し障りを起こすものであれば違法となります。 もし警察官があなたが薬の影響下で運転していると疑えば、あなたの血液と尿のテストをすることを要求することが出来ます。 このテストを拒否するとアルコールテストの拒否と同じように、運転免許証の停止と取り消しの対象となります。 誰であっても不法のドラッグを所持していたり、売っていたり、作っていたりして有罪となった場合には、六ヶ月の運転免許停止の対象となります。
業務執行
― Administrative
Per Se ―
CA州で運転するときは、アルコールか薬物または両方の影響のもとで運転をしているとの疑いで止められたら、あなたは血液
【blood】、呼吸
【breath】 または尿テスト
【urine】
を受けますと予め同意していることになります。
もしあなたが21才かそれ以上でBAC
【blood alcohol concentration】
が、0.08%以上出会った場合、またはテストを拒否したりテストを完結しなかったり場合、警察官はあなたの免許証を取り上げ、同時に停止
【suspension】 または取り消し
【revocation】 の礼状を手渡します。 1993年7月1日から免許証の停止または取り消しは30日以内に発行されることとなりました。 その30日以内にあなたは公聴会
【hearing】
を要求することができます。 しかし、判決の延期が許されるのは、令状の日付けから10日以内にあなたが公聴会の要求をしながらも、その関係官庁が免許証の停止または取り消しの執行日以前に公聴会の期日を決めることが出来なかった場合のみです。
公聴会で討議されることは逮捕や拘束そしてアルコール薬物テストに関連した事柄だけであり、あなたが運転免許証を必要としているかいないかではありません。
もしアルコールか薬物が体内にあると疑われて警察官に逮捕された場合、その疑いが確かであるかどうかのテストを受けるように要求されます。 あなたは三種類のテストのうち一つを選びます。 しかしあなたが21才未満であるならば、予備的アルコールテストを受けなくてはなりません。
もしあなたが薬物の影響下にあると疑われていた場合、血液検査か尿テストを受けることになります。
あなたが診療所か病院に医療の理由で連れて行かれ、そこで三つ全部のテストが受けられない場合は、そのうちの一つを選んで受けなければなりません。 テストを受ける前またはテスト中に弁護士と話す権利や誰かにそばに居てもらう権利はありません。
免許の停止、取り消しは違反物の影響下での運転に対して裁判所で言い渡された投獄、罰金その他の犯罪の罰則とは関係ありません。
どれくらいの期間、免許証の停止処分、取り上げが続くのか?
― How Long
Will I Be Suspended Or Revoked? ―
もしあなたが21才以上で、化学薬品テストを受けなかったり、テストを完結しなかった場合:
●初めての違反:
一年間の免停
●七年間に2つの違反:
2年の免許取り消し
●七年間に3つ以上の違反:
3年の免許取り消し
あなたの化学薬品テスト、または呼吸テストでテストが、0.08%以上を示した場合:
●初めての違反:
四ヶ月の免停
●七年間に一つまたはそれ以上の違反:
一年間の免停
あなたが21才以下で、予備的アルコールテストを受けなかったり、テストを完結しなかった場合。もしくはテストを受けて、BACが、0.01%かそれ以上を示した場合:
●一年間の免許停止
イグニッション固定装置
― Ignition
Interlock ―
イグニッション固定装置
【ignition interlock device】
は車に取り付けられ、その車のエンジンを掛けるときにはいつでもアルコールのテストのために息を吹きかけるようになっている、携帯呼吸テスト機
【hand-held breath testing device】
です。
法廷は運転者がアルコールの影響下で運転していたと一回判決を受けた場合、この装置を車に備え付けるように要求することが出来ます。 そして一回以上の有罪判決を受けた場合には法廷は必ずこの装置を車に取り付けるように要求します。この装置は運転者が運転免許証を停止されたり、取り消されたりしている間、そしてその後も車に一年から3年の間取り付けなければなりません。さらに運転者はこの装置の取り付け料と、二ヶ月に一回の機能検査料を払わなくてはなりません。
制限付き運転免許証
― Restricted
License ―
制限付き運転免許証は (BAC、0.08%かそれ以上で有罪判決を初めて受けた者のみ) 化学薬品テストを受けて運転免許証を三十日間停止された後に発行されます。
もしあなたが非商業用運転者であれば、州公認のアルコール/薬の教育カウンセリングプログラムへ通う為のみの制限付き免許証の交付を取得することが出来ます。 その場合は下記の条件を満たさなくてはなりません:
●初めての違反者のための治療プログラムに登録している
●三年間の保険証書を提出する
●再発行料、$100 を支払う
もしあなたが、車両法規15210条に定義されている商業用運転者に該当し、もし非商業用自動車を運転しているときに違法行為を犯した場合は、雇用されている仕事への往復運転と仕事をする為のみの制限付き運転免許証を受け取ることができます。 再発行料、$100 は制限付き運転免許証を受け取る前に支払うようにされています。
18才以上の規則無視運転と免許証に取り消し
― Negligent
Driving and Loss of License for Drivers Over 18 Years ―
法律に違反したり、危険性の高い運転者となるとあなたの運転免許証は取り上げられます。
警察官に止められ、交通法規の違反
【traffic law violation】
で召還されたときは、交通裁判所
【traffic court】
に出頭すると約束しサインをします。 交通裁判所にて有罪か無罪
【guilty or not guilty】
を主張することが出来ます。 保釈金も交通裁判所にて支払います。 保釈金を支払う
【paying bail】
ということは有罪であると主張したことと同じです。
交通違反の召喚状を無視し、約束を守らずに裁判所に出頭しないと、出頭しなかった(FTA)とあなたの運転記録に残ることになります。 もしあなたが罰金を支払わない(FTP)と、裁判所はDMVにこのことを知らせ、これもまた運転記録に残ることになります。 一回のFTAまたはFTPでもDMVにあなたの免許証を停止させる理由を与えることになります。 免許証の停止を復活させるためには、復帰費として、$15掛かります。
車が動いている時に交通違反をして有罪になると、その度に裁判所はDMVに知らせます。 この有罪記録はあなたの運転免許証のファイルに加えられます。
運転記録のポイント
― Points on
the Driver Record ―
DMVはあなたの全ての交通違反と衝突事故を一般公開記録として保存しています。 それぞれの記録は36ヶ月間残ります。 もっと重大で有罪になった記録、例えば乱暴な運転とか、飲酒運転などは最高で七年間保存されます。
安全でない運転をして交通違反となった場合は、一ポイント
誤りで衝突事故を起こした場合は、通常一ポイント
二ポイントは乱暴な運転、アルコール/薬物影響下での運転、ひき逃げ、警察官からの逃亡、免許停止中の運転、取り消し処分中の運転、道の反対側を逆走して有罪になった場合などです。 これらのリストは全てを含んだものではありません。
ポイントが多くなると免許証を喪失することになります。
たくさんの交通違反を犯すことにより、衝突事故もまたそれだけ起こしそうになることを覚えておきましょう。
あなたの免許証の種類に関わらず、下記のポイント数があなたの運転記録に示されていると、あなたは規則無視運転者と見なされます。
●12ヶ月間に4ポイント 【4
points in 12 months】
●24ヶ月間に6ポイント 【6
points in 24 months】
●36ヶ月間に8ポイント 【8
points in 36 months】
1ポイントの例:
●安全でない運転 【A
traffic conviction】
●誤りでの衝突事故 【An
at-fault accident】
2ポイントの例:
●乱暴運転 【Reckless
driving】
●アルコール/薬物影響下での運転 【Driving
under the influence of alcohol/drugs】
●ひき逃げ 【Hit-and-run
driving】
●警察官からの逃亡 【Evading
a peace officer】
●免許停止中/取り消し中での運転 【Driving
while suspended or revoked】
●逆走 【Driving
on the wrong side of the road.】
商業用の車を運転している場合、ある種の交通違反を犯すと、そのポイントの、1.5倍に数えられます。 さらにくわしい情報は “カリフォルニア商業用運転者ハンドブック” を参照すること。
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