California Drivers Handbook



運転免許証を喪失させる行動
        ― Actions Resulting in Loss of License ―


    

財政上の責任
        ― Financial Responsibility ―


    CA州の強制財政責任法
【California's Compulsory Financial Responsibility Law】 により、運転者 【driver】 と自動車の所有者 【owner of a motor vehicle】 には財政上の責任を維持 【maintain financial responsibility (liability coverage)】 することを義務付けられております。
    この財政責任には次の四つの種類があります。

        ●自動車損害賠償責任保険による保証
       
【A motor vehicle liability insurance policy】
        ●DMVに預けてある、$35000の保証金
       
【A deposit of $35,000 with DMV】
        ●CA州で業務許可を受けている会社から得た、$35000の支払保証契約
       
【A surety bond for $35,000 obtained from a company licensed to do business in California】
        ●DMVが許可した自分個人の保険
       
【A DMV issued self-insurance certificate】




保険
        ― Insurance ―



どのくらいの保険にかかっていなければならないか
        ― How Much Insurance Must You Carry? ―


    CA州の法律では、運転しているときの自分の行動と、自分が所有している車に対して財政的責任
【financially responsible】 を持たなければならないと定めております。 これなしで運転することは違法です 【It is illegal to drive without being financially responsible】。 ほとんどの運転者はこの財政責任の証拠として自動車損害賠償保険 【liability insurance policy】 を掛けています。保険に掛かっていないで衝突事故を起こした場合、運転免許証の一時停止処分を受ける 【your driver license will be suspended.】 こととなります。

    もし運転者がわからない場合には、その事故にかかわった車の所有者も運転免許証を一時停止されるでしょう。 (また、衝突事故の相手から訴えられることもあります)

    保険が保証する最低限の金額は次の通りです。

        ●死んだり、怪我をした人に対して、一人、$15000
           
【$15,000 for a single death or injury】
        ●二人以上の死者と怪我人に対して、$30000
           
【30,000 for death or injury to more than one person】
        ●物体への損害に対して、$5000
           
【$5,000 for property damage】

    もしあなたが、CA州を訪問していたり、引越しをして来たばかりであれば、多数のCA州外の保険会社がCA州にてビジネスを許されていない場合があることを知っておくこと。 CA州に運転してくる前に、万が一の事故の際、保険で保証されているかどうかを予め保険会社に訪ねておきましょう。

    CA州で衝突事故を起こした場合、次の三つの条件が満たされていないと、運転免許が一時停止されます。

    ●損害賠償保険が、先に述べた身体の怪我と、物体の損傷に対する保険金額と同じがそれ以上である

    ●保険会社は、DMVがCA州での法的サービスの代理人として行動できるように委任状を提出している。

    ●CA州に来る前に自動車に保険を掛けている。

    多くの訴訟は、財政責任法が定めた最低金額よりも高い金額で決着しています。 保険会社がその金額全額を払わない場合は、あなたがその残高を払わなければなりません。




衝突事故をDMVに報告する
        ― Reporting The Accident To DMV ―


    衝突事故を起こしたとき、次のような場合DMVに報告しなければならない。

        ●$500以上の物体損害がある
        ●人が怪我をしたり、(どんなに軽傷でも) または死亡した場合

    衝突事故を起こした場合、各運転者またはその保険代理人、保険取り扱い人、法的代理人はDMVに報告しなければなりません。 CHPも警察もDMVには報告しません。

    事故の原因があなた側にあってもなくても、衝突事故が私有地で起きたとしても、あなたがこの報告をしなければなりません。 衝突事故の場合、10日以内に報告しなければなりません。 この報告はDMVの特別用紙 (交通事故報告書:SR1)
【Traffic Accident Report form SR 1.】を使用すること。 この用紙はどこのDMVオフィス、またはCHPの事務所にて入手出来ます。 この報告を怠ると運転免許を停止されます。

    DMVは、衝突事故の報告書に提出されている情報を用いて衝突事故当時あなたがどのような保険を持っていたかを調べます。 もし適切な保険の補償がない場合は、一年間の運転免許証停止処分を受けます。 運転免許証を復活させる為には、財政責任の証明書を提出し、さらにこれを三年間保持することを保証しなくてはなりません。

    あなたが関係した全ての衝突事故はあなたの運転記録に載ります。 衝突事故の原因が誰であろうと関係ありません。 法律はDMVにこの記録を残すようにと定められております。




衝突事故と保険と未成年
        ― Accidents, Insurance, and Minors


    もしあなたが18歳以下であれば、あなたの両親が免許証の申請書にサインしなければなりません。 あなたの両親またはあなたの免許証のためにサインをした人は誰であっても、一衝突事故につき、$35000までの損害補償をすることになります。

    この損害補償はサインをした人がDMVに運転免許証を取り消すように要求すれば無効となります。 そしてあなたが118歳になった時点で自動的に解消します。 これに加えて衝突事故にあった場合は民事法による責任を問われることになります。 そして衝突事故が不正行為により場合には、罰金も課せられるかもしれません、

    あなたが18歳以下で、免許無しで運転をしていると、あなたの両親が責任を問われることとなります。
ミニバイクやモーペットでさえ、公共地 (道、歩道)では免許無しで運転することは出来ません。




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