★California Drivers Handbook★
安全ベルトと子供の安全座席
― Safety Belts and Child Safety
Seats ―
安全ベルト(シートベルト)の使用は法律で決められています。 もしあなたの車が1968年以降の車(6000ポンド
【2700キロ】
以下のトラックやハウスカーは1972年から) であれば、正常に働くシートベルトが取り付けられていなくてはなりません。
そして、車に乗っている人は車が動いている限り、シートベルトを着用していなければなりません
それがたとえエアバッグ付きの車であったとしてもです。
運転者であっても乗客であってもシートベルトを着用していないと、交通違反でチケットを切られます(16歳以上)
シートベルトは怪我や死を少なくします。 これは多くの研究と実験で証明されています。
衝突実験では、妊娠している婦人
【Pregnant women】
にとって腰と肩にベルトを着用することは正しいことであると再確認しています。 腰のベルトは腹部
【abdomen】
のできるだけ下の方にし、肩のベルトは乳房【breasts】
の間と膨らんでいる腹部
【abdomen’s bulge】
の横にしなさい。
もし、腰のベルトだけを着用して運転すると、着用していない人より生き残れる可能性が二倍です。 腰と肩にベルトを付けていれば、三から四倍ほどです。
もし、車に両方が備わっているのなら、腰と肩と両方のベルトを着用しなければなりません。 たとえ、エアバックが備わっていてもシートベルトは着用すべきです。
警告
シートベルトの使用は衝突事故が起こった場合、車から放り出される可能性を現象させます。 腰のベルトと一緒に肩のベルト
【shoulder harness with the lap belt】
も取り付けて運転しないと、衝突事故では重傷、または致命的な怪我をする場合があります。
腰のベルト 【lap belt】
だけしか付けていないと、背骨
【spinal column】 や腹に怪我
【abdominal injuries】
をする可能性が大きくなります。(←特に子供達に)
肩のベルト
【Shoulder harnesses】
があなたの車にまだ取り付けられていないなら、取り付けることが出来ます。
法律では、大人は自動車や、軽トラックに子供を (自分の子供、または自分の責任のもとにある子供) 乗せている間は、子供を公認された、子供用安全シートを用いて乗せなければならないと定めています。 これは、六才以下、又は体重60ポンド【27キロ】以下の子供の場合です。 それ以上の子供にはシートベルトの着用をさせるように要求してます。 |
シートベルトに関する神話
― Myths About Seat Belts ―
シートベルト 【Safety belts】に関する恐ろしい話が今でも語られています。 多くの話は本当ではありません。
前に、こんな話を聞きませんでしたか?
● “シートベルトはあなたを車の中に閉じ込めてしまう
【Safety belts can trap you inside a car】”
実際には、シートベルトを外すのには一秒と掛かりません。 この脅しは火事になったり
【caught fire】、水に深く沈んだり
【sank in deep water】
した車のことです。 こんな事故は余り起きません。 もし、それが起こったとしても、シートベルトは “失心
【knocked out】” から守るはずです。 気がしっかりしていれば逃げ出す機会も大きくなります。
● “シートベルトは長い旅行には必要だが、町の中だけを走っている私には必要ない 【Safety
belts are good on long trips, but I don’t need them if I’m driving around
town】”
交通事故の半分
【Half of all traffic deaths】
は自分の家から、25マイル
【40キロ】
以内で起こっており、時速40マイル
【64キロ】
以下の速さで運転していて死人が出ています。 危険を冒さないで、運転する時はシートベルトをしっかりしめましょう。【Buckle
up every time you drive】
● “ある人は衝突事故で車外に放り出されたが、怪我もほとんどなく現場を歩き去った 【Some
people are thrown clear in a crash and walk away with hardly a scratch】”
もし、車の中にいることが出来れば、事故が起きた時、五倍以上安全
【five times as good if you stay inside the car】です。 横からぶつけられても、ベルトのおかげで他の車が通るところに放り出されないで済みます。
● “そこのお店に行くだけ。 小さな弟や妹はどちらにしても子供用の安全座席に座らせる必要がない。面倒だ
【I’m only going to the store. My little brother or
sister doesn’t need a child’s car seat, anyway. It’s too much hassle】”
子供の死亡原因の中で一番に予防出来るのは交通事故です。 白血病、ポリオ、筋肉凝縮などより恐ろしく、車の事故は何千という幼い子供を、生涯不具にしたり、みにくくしています。
調査によると、連邦政府にに認められた子供用安全座席 【child
passenger restraint system】
に座っていたら、自動車の衝突で死んだ10人の子供のうち、少なくとも8人の割合で助かっているはずだと、結論を出しています。
衝突実験済みの子供用安全座席
【child passenger restraint system】
は怪我を少なくし、生命を救っています。
●大きな子供は衝突実験済みの “安全補強座席” にすわり、肩と腰用標準ベルトを正しく付けること。事故が起きると、子供は車の中で、前や、後ろに “飛ばされ” ます。 遅い速度で走っている車でもそうです。
●あなたの車に乗っている小さい子供を保護すべきです。 時間を掛けて、シートベルトを付けるか、子供用の座席に座らせてしっかりとベルトを付けてあげるべきです。 法律はそうすることをあなたに要求しています。
●たとえどんなに注意深く運転しても、ほとんどの運転者は一生に一度は少なくとも交通事故に巻き込まれています。 あなたが考えているよりも、怪我をしたり、死ぬ可能性は大きいのです。
約三人に一人は交通事故で怪我をするか、死亡しております。 事故に絶対に会わないで済む方法は運転者にも乗客にもないのですから、常にシートベルトを着用して、生存の機会を増していくのが最善の策です。
※事故のとき、何が起きるのかを説明します。
大きな矢印が、横からぶつかって来る車と仮定します。
1)
まず、運転者のドアに打ち付けられます
2)次に、その反作用として、客席側に投げ出されます
あなたの車が止まります。
あなたの体は今まで走っていた同じ速度で、ダッシュボードか、フロントガラスにぶつかるまで前進し続けます。
時速30マイル 【48キロ】
では、その衝撃は三階の建物の上から地上に落ちるのと同じです。
あなたがもし、横からぶつけられたとすると、その衝撃で座席の上を左右に押し動かせられるはずです。腰と肩、両方のシートベルトは車をコントロールするのによい位置にあなたを保っていてくれるはずです。
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